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油圧のラインを切り離して新油に全量交換する

パワステフルードの全量交換を行いました。
今回作業したのは、kazukazuさんの前期型シャモニー(2800DT)です。

 



最近、ステアリングからの異音がするとのことで、原因箇所として、パワステフルードを疑ってみました。

パワステフルードは、ラインの全量でも、およそ1リットル程度と少ないのですが、リザーブタンクに入っている量は、250cc程度と、全量の1/4程度しか抜くことができないので、何回も交換を繰り返さなくてはなりません。

今回の作業方法は、ラインの一部を切り離して、エンジンを掛けて、フルードを循環させながら、新旧のフルードを入れ替えてしまう方法です。

(作業実施時期:2006年7月)

 作業手順

■パワステフルードのリザーブタンクは、インタークーラーの左側、バッテリーとの間の狭いところにあります。

 

■2800DT(4M40)のSGは、何をするにしても、インタークーラーの脱着作業を伴いますね!

■最初に、インタークーラーを外して、作業スペース(手の入る空間)を
確保します。

■インタークーラーカバーを外し、インタークーラー本体を外します。

工具は、10ミリ。

 

 

■次に、インタークーラー本体を外します。

10ミリの工具で、4本のボルトを外します。

 

※インタークーラーのステーは、そのままでもOKです。

■インタークーラーにつながっている配線コネクター2箇所を外します。
インテークパイプは、全部外す必要はありませんが、手前のホースバンド1箇所を
緩めると、横に置くことができます。

要は、作業スペースが確保できればいいのです。

■パワステフルードのリザーブタンクには、常にフルードが循環しています。


※略図では、ストレーナー(フィルター)は省略してあります

■最初に、リザーブタンク内の古いフルードを、スポイトを使って抜き取ります。
ストレーナー(フィルター)は抜いておきます。
中にフルードが残っているまま、ラインのホースを切り離すと、フルードが下にこぼれてしまうので、事前に抜いておきます。

(250ccくらい抜けます)

■リザーブタンクには、横と下の2箇所にホースがつながっていますが、横(高い方)につながっているホースは、フィードホースで、リザーブタンクから、パワステポンプへ引き抜いています。
リザーブタンクの下につながっているホースは、リターンホースで、ラインを流れたフルードが、再び戻ってきます。

■本来は、リザーブタンクに戻ってくる、リターン側のホースを引き抜いて、廃油受けにつなげたいところですが、ホースを引き抜くための作業性が悪いことと、タンクの真下にあるために、このホースを抜いてしまうと、フルードがこぼれてきますから、フィード側のみ引き抜いて、変則的な排出方法をとります。

■リザーブタンクの横につながっている、フィードホースを外します。

■フィードホースには、新油を流し込むためのホースを差し込みます。(できるだけ深く)

■リザーブタンク側には、廃油を引き抜くためのホースを接続します。廃油受けなどにためるので、車の下まで届く長さのホースが必要。

■フィード側には、パワステフルードの新油を、自然落下、若しくは、圧送する方法をとります。

 

※パワステポンプで吸引するので、圧送しなくても、漏れたりしないようにしっかり接続すればOKです。自然落下方式の場合は、供給容器やロート(じょうご)は、高い位置にあるほうがいいです。

ジャッキアップして、前輪を左右とも浮かせます

■インテークパイプを緩めて外した部分を、つないでおきます

エンジンを掛けて、左右に一杯にハンドルを切ります数回繰り返したら、エンジンを止めます。

※廃油受けに古いフルードが排出されるのと、新油を入れるタイミングに、大きなずれが生じると、エアーを大量に噛んでしまいますから、この作業は、2人でやった方がいいです。

■パワステフルードのラインは、総量で1リットルくらいなので、1〜2リットル、この方法で新油を流してやれば、ほぼ全量交換できるはずです。

※パワステフルードですが、基本的には、ATFと同種類のオイルです。
但し、SGのパワステフルードには、デキシロンが指定されています。

■ある程度のフルードが入れ替わったら、フィードホースにつないだ、新油・廃油のそれぞれのホースを片付け、フィードホースを元に戻します。

■ストレーナー(フィルター)は、再び入れておきます。

■インタークーラーも元に戻します。

■リザーブタンクのフルードレベルを確認します。足りないようなら継ぎ足します。
入れすぎた場合は、スポイトで抜き取ります。

■エンジン停止時と、アイドリングしながらレベルを確認したときの、フルードレベルの差が5ミリ以内の場合は、そのままでもOKですが、エンジン停止時と、アイドリング中のフルードレベルに差が大きい場合は、ラインにエアーを噛んでいる可能性があります。

 

<エアー抜き>
エアー抜き方法は、リザーブタンクの蓋を開けた状態でエンジンをアイドリングさせ、ステアリングを左右一杯に数回切ります。
ラインから、ボコボコとエアーが出てくるはずです。

■エアー抜きが終わったら、リザーブタンクの蓋を閉めて、ジャッキをおろして終了。

 



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/ MORIMORI

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