スペースギア メンテナンス&DIY<オイル交換>

 

エンジンオイル交換(2800DT)

 
→ デリカ
→ SW
→ SG
 →メンテナンス

   &DIY

オイル交換

→ エンジンオイルの種類

→ エンジンオイル交換

→マイクロセラ&マイクロフロン

→ オイルエレメントを解体する

→ ATフルード交換

→ ギアオイルの種類
→ Fデフオイル交換
→ トランスファーオイル交換
→ Rデフオイル交換
→ リアLSDオイルの交換
→ オイル圧送容器の自作
→ パワステフルード交換(部分交換)
→ パワステフルード交換(全量交換)
→ サービスデータ95型

→ サービスデータ96型

→ サービスデータ01型

→ サービスデータ05型

 


→DELICA history

→年表
→初代デリカ
→2代目(L系)
→3代目(P系)
→4代目(P#系)

→D:5

 

 

 

2800DTはオイル総量の約66%しか抜けない!

 

スペースギア(SG)の、2800DT(4M40)のオイル総量は約8.3リットルですが、オイルエレメント交換時で約7リットル(オイルクーラー内は残る)、オイルパンのドレンからの排出だけだと、約5.5リットルしか抜けません。

 

エンジンオイルの総量 約8.3L

オイルクーラー

約1.3L

※抜けない

オイルパン容量

約5.5L

オイルエレメント

約1.5L

オイルエレメント交換時に抜ける量

約7.0L

 

通常、オイル交換のみで、オイルエレメントを交換しない場合だと、5.5リットルしか抜くことができないわけですから、交換効率は、なんと66%ということになります。つまり、せっかくオイル交換をしても、古いオイルが1/3も残っていて、新油と混ざってしまうのです。

これでは、オイルの寿命は、短くなってしまいます。

 

DIYでオイル交換をすると、オイルエレメントを交換しなくても、エレメントの中のオイルを排出して、より多くのエンジンオイルを新しく交換することができます。

 

<作業実施時期:2005年春>

<準備したもの>

■オイル(カストロールXF−08 SL/CF 10W40)4リットル缶 × 2缶

我が家はSGだけがディーゼルで、他2台はガソリン車。

このオイルはディーゼル&ガソリン車兼用オイル。高温特性に優れた部分合成油。

平常価格は4000円以上しますが、特売で2000円程度の時にまとめ買いしておきます。必ず半端な残りが出るので、同じ銘柄のオイルを全車に使えたほうがいいかなと思っています。

■オイルエレメント(三菱ふそう)

■ドレンパッキン(ホームセンターで購入)2個で100円程度

■プラスドライバー(NO.2)…普通のサイズ

■14ミリと17ミリのソケットとラチェット 

  と、画像に写っていませんが、メガネレンチ(14−17)

■オイルフィルターレンチ(カップ型108ミリ…専用サイズ)

■オイルジョッキ(5リットル)と廃油受(自作)、ウエス、角材(廃油受けの下に入れて高さを調整する)

 

作業手順

■画像がありませんが、最初に、アンダーガードを外しておきます。SGは車高が高いので、ジャッキアップする必要がありません。

但し、車の下にもぐるので、シート、或いは段ボールなどを敷いておきます。

 

私は、一番手前の樹脂製のアンダーガードと2枚目の鉄のアンダーガードを外しますが、2枚目だけでもかまいません。1番手前は、オプションのフロントアンダーガードバーを装着していると、思うようにドライバーが入らないので、非常に苦労します。その他の部分は14ミリの工具で外すことが出来ます。

■アンダーガードが外れたら、オイルパンのドレンプラグを緩めます。

工具は17ミリ。

■ドレーンプラグを工具で緩めたら、あとは手で回ります。エンジンのフィラーキャップはまだ閉めておきます。最初にあけてしまうと、勢いよく飛びすぎて、廃油受よりも外にこぼれてしまう恐れがあります。

 

■外れた瞬間に、真っ黒いオイルが勢いよく噴出してきますので、廃油受けは出来るだけオイルパンに近い高さにしておきます。

(下に角材を入れています)

■オイルが排出される勢いが弱くなったところで、エンジンのヘッドカバーにあるフィラーキャップを外して、オイルの抜けを良くしてあげます。

■オイルパンからの排出が終わったら、ドレンプラグのパッキンを新しいものに交換して、ドレンプラグを締め付けます。新しいパッキンは、締めこむと潰れるように出来ているので、馬鹿みたく締めなくてもいいです。

■通常、オイルエレメントを交換しない場合は、これで終了です。カーショップなどでオイル交換を依頼すると、ここまでの作業になります。

しかし、SG(2800DT)はオイルエレメント内の古いオイルは、ドレンプラグを外しただけでは出てきません。総量8.3リットルのうち、この作業で交換できるのは、5.5リットルだけです。非常に交換率が悪いことに気がつきます。

DIYでオイル交換する場合には、オイルエレメントの中の古いオイルも排出した方がいいでしょう。

 

■幸い、SGのオイルエレメントの頭には、オイルを排出するためのドレンプラグがついているタイプが殆どですから、交換用にエレメントを用意していない場合や、フィルターレンチを持っていない人でも、ここまでの作業は簡単に出来ると思います。

(エレメントは1万キロくらい使用しても問題ないので、毎回交換する必要はありません)

 

■SGのオイルエレメントの頭には、オイルを排出するためのドレンプラグがついているタイプが殆どですから、これを緩めて外し、中のオイルを排出してしまいます。オイルエレメントだけで、1.5リットル入ります。

 

エレメントのメーカーにもよりますが、工具サイズは、純正品では14ミリ、社外品では13、若しくは14ミリ。

■オイルエレメントの中のオイルが排出されたら、ドレンプラグを締め付けます。

※エレメントを交換しない場合は、このあとはオイルを入れますので、次の2項目は飛ばして先を見てください。

■エレメント交換です。スペースギア専用サイズの、カップ型フィルターレンチ(108ミリ)を使いましたが、専用のフィルターレンチがなくても、作業スペースはかなり余裕がありますから、バンドタイプなどの汎用のフィルターレンチでも外すことが出来ます。

 

■新しいエレメントを取り付ける場合は、パッキン部分にオイルを少量塗っておきます。(ゴムの貼りつきを防ぐ) 古いエレメントのゴムパッキンが車側に残っていないかも再確認します。新しいエレメントを取り付けるときには、出来るだけ、手の力だけで締めこんでいきます。

 

※工具を使って締めてしまうと、走行中に徐々に締めこまれていく傾向にあり、次の交換時に固着していて簡単に外すことが出来ない恐れもありますから、手の力だけで締めておきます。力が弱く心配な人は、1/3周程度工具で増し締めして、それ以上締めこまないように注意。

■オイルを入れるときには、出来るだけこぼさないように注意しますが、万が一こぼれても大事にならないように、フィラー(注ぎ口)の周りにはウエスを被せておきます。(糸くずが入らないように注意)

 

■今回は、エレメント内のオイルも排出したので、6.8リットル入れました。多すぎたときには、あとで抜くのは大変なので、規定量よりも少なめに入れておきます。

 

オイルを入れ終わったら、ウエスを片付け、フィラーキャップを締め、エンジンを掛けて、短時間アイドリングで回しておきます。オイルを入れた量に自信がない場合は、すぐに止めてオイルレベルを計りますが、オイルは熱で膨張しますので、少し暖気してからの方が、オイル量を計るには適量かどうかがわかります。暖気中に、アンダーガードを取り付けたり、工具などの片づけをします。

(フロントアンダーバー装着車では、アンダーガードを取り付けるにも一苦労します)

■数分暖気したら、レベルゲージでオイル量を測ります。ゲージに印がついていますから、上限と下限の間にあれば適正です。

※あまりオイルが多いと、エンジンの回転が重かったり、オイル上がりの原因になりますから、入れすぎないように注意。面白いもので、しっかり暖気したつもりでも、走行後に、再度オイルレベルを計ると、増えています! オイル交換直後は、レベルゲージの下限付近にあるほうが安心できます。

■オイル交換をこまめに繰り返すと、エンジン内部は比較的きれいな状態に保つことが出来ます。

◎このエンジンは、エンジントラブルのため、エンジンを積み替えたのですが、走行5万キロのエンジンを積み、エンジン積替後、5500キロの間に3回オイル交換しました。エンジン積替当時は、フィラーキャップからのぞくと、内部は真っ黒、金属が光って見える部分は皆無でしたが、4ヶ月でここまできれいになりました。(まだ、奥の方は真っ黒い状態です)

 

 

スペースギア メンテナンス&DIYのページ

 

デリカのページ

 


 

 




 





ご覧のデリカのページは、kazuhikoさんによって作成、長年ネット公開されていたものです。
2019年3月末、Yahoo!ジオシティーズのサービス終了に伴い、閉鎖することになりましたが、大変貴重な資料ですのでインターネット上に残したく、kazuhikoさん承諾のもと、当サイト内に掲載することになったものです。
ページ内には、DIYの作業が多く含まれております。
ご自身で判断のもと、自己責任で作業をお願いします。
/ MORIMORI

遥かなる富士(デリカページ)へ戻る。MORIMORI スペースギアのページへ戻る。