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クイックチャージャー使った簡易作業

 

5月のある週末、信州の松本へ行き、お友達の、まさや@松本さんと一緒に整備オフ。


この時期、田植えでお忙しい、デリカ寒冷地さんと合流したのは、夜7時過ぎ。
既にあたりは暗くなっております。

 


3人で食事をして、雑談したあとで、夜になってから施工していただいたのは、エアコンの冷媒補充と、エアコンのコンプレッサーオイル添加剤の充填。

私の車は、平成7年式のスーパーエクシード。フルオートエアコンです。以前乗っていた、エアコンが効かなくなったSG(1号車)の代替として、一昨年秋に手に入れたものですが、エアコンは効くのだけれど、能力的には効きが悪くなっているし、コンプレッサーからの異音も聞こえてきます。

 

クイックチャージャーを接続して、ものの数分で作業は完了です。

かなり冷媒が減っていたのだと思いますが、あっという間に充填完了。

(施工時期:2009年5月)

 


作業風景

■今回は、冷媒(R134a)を1缶(200g)と、コンプレッサーオイルの添加剤を2缶充填していただきました。

 

<添加剤>

ENEOSウォーターアナライザー

■クイックチャージャーを使い、本当に秒殺の速さで終了。

 

※かなり、冷媒が減っているようです。

 

<エアコン添加剤について>
今回は、エネオスブランドの添加剤を2缶充填。

ENEOSウォーターアナライザー 50cc入 エアコン クーラー ガス オイル 134a
   1.防錆、防蝕性を強化します。
   2.安定性、酸化安定性、潤滑性、防錆、防蝕性、消泡性に優れています。
   3.低温流動性とのガスの低温相溶性が、特に優れています。
   4.水分を分解し耐加水分解性を向上させます。
   5.冷媒(フロンガス)との相溶性に優れています。
   6.コンプレッサーとの適合性が良好です。
   7.ガス漏れを防ぐ、シール性(オイルパッキンの役目)に優れています。

単なるエアコンのコンプレッサーオイルの添加剤かと思いましたが、特性を調べていくと、潤滑性向上のほかに、水分分解・防錆剤をうたっております。

この手の商品は、複数のメーカーで発売されており、それらの異種混合や、比較は難しいために、何種類も試すことはできないのですが、充填後のインプレとしては、コンプレッサー作動時のガラガラ音が、少し静かになったのは体験できました。

エアコンの、コンプレッサーオイル添加剤についての考え方としては、旧冷媒のCFC、つまりR12などは冷媒それ自体が潤滑性を持っていたために、さしたる潤滑剤は使用しなくとも 結構長期間の運転が可能でしたが、 新冷媒のHFC、つまりR134aに変わってからは、潤滑油の重要性が出てきました。

市販品の添加剤の多くは、少量のガスと、潤滑剤、若しくは添加剤を封入してあると思われます。

※ガスが完全に抜けて効かなくなったエアコンや、コンプレッサーの異常、或いはエバボレーター・エクスパンションバルブなどの詰まりによって、エアコンの能力が低下、或いは完全に故障している場合は、ガスを補充しようとも、添加剤を使用したとしても、復活しない可能性が高いので、これらの商品を使用したとしても、改善効果が期待できない場合があります。


<エアコン添加剤&ガス補充後のインプレ>

私の場合、改善効果ばっちりです!!
というのは、個人差、いや、車両の個体差があるために、万人に効果があるわけでは無いと言うことを理解して欲しいので、このような書き方になってしまいます。

冷却後の噴出し口温度は、吸気温度にも拠りますし、様々な要因があるので、一概には言えませんが、10〜15℃の範囲で冷風が出ていれば、エアコンが効いていると判断します。

今回は、画像でもわかるようにデジタル温度計を使いまして、運転席側の噴出し口温度を計測してみました。

<測定条件>
   ・ フルオートエアコン 前側のみ使用(リアエアコンは作動させず)
   ・ 温度設定 18℃に設定
   ・ 外気温度26〜27度程度
   ・ 内気循環での使用 車内温度24度くらい
   ・ 30分程度走行後に、停車中に撮影した画像

おおよそ、10℃前後を維持します。コンプレッサーONで9.2℃程度まで下がり、
コンプレッサーOFFで、11.4℃程度まで上昇というパターンの繰り返し。

日中は、直射日光が当たると、これでも暑くなりますが、夜間はかなり冷えます。

 

エアコンの冷媒補充と添加剤(2)

(工事中)

 

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/ MORIMORI

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