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古くなってくると自然と下に垂れ下がってくるミラー

ルームミラーの調整

古くなると、ルームミラーのボール部分の押さえが緩くなり、道路の凹凸があると、振動でミラーがずれてきます。


私のスペースギア(SG)の場合は、急にぐらつくようになったのではないので、私自身、以前から少しずつ慣らされてきたようで、運転中は、四六時中左手をミラーに当てて、位置を修正する癖がついておりました。
考えてみると、癖のように左手が動いて、ミラーを触っているんですね。一日に数十回は繰り返します。


ということで、ルームミラーを分解して、ぐらつきを調整してみました。


本当は、中古品をひとつ手に入れてから施工した方が、失敗したときに安心なのですが、オークションでもかなり割高なので、ぶっつけ本番です。

 

作業手順

■ミラーの取り付け部にある化粧カバーを外します。内装はがし(リムーバー)があった方がやりやすいです。

■ミラーASSYを取り付けている3本のビスを、(+)ドライバーで外します。
ドライバーは、No.1(+)ドライバーです。
一般的に使われている2番だと、ビスの頭をなめてしまうかもしれません。先端の尖った1番を、下からしっかり押さえつけて緩めていきます。

■ミラーASSYが外れたら、今度はミラー部分(鏡面)を外します。マイナスドライバーや、内装はがしを使って、慎重にミラーを外します。
できれば、熱湯につけて、樹脂部分を柔らかくした方がいいかもしれません。力任せにこじると、樹脂部分が割れる心配よりも、ミラーを割ってしまう恐れがあります。

熱湯に浸すと容易に分解できる

後日、デリカ スターワゴン(SW)のミラーを、再調整しました。


施工方法は、SGで試みた方法と同じですが、今回は、ミラーを分解する前に、熱湯に数分間浸して、樹脂部分を柔らかくして作業を行いました。


熱湯に数分浸したあと、熱湯からあげて、少し冷ましてから(直後は熱過ぎて作業できない)マイナスドライバーで軽くこじるだけ。


マイナスドライバー数本用意しましたが、たった1本のドライバーで簡単に外れました。
ミラーが割れるのではないだろうかとひやひやしながら、SGのミラーを分解したときとは、まるで嘘のように簡単に、安全に分解できました。

■ミラー(鏡面)が外れたら、中にある逆三角形の、ボールを抑えているプレートを外します。
(+)ドライバーで、ビスを緩めますが、裏側に小さなナットがありますので、ロングノーズプライヤー (ラジオペンチ)などで共回りを防止します。
裏側に工具が入らないので、ミラーの取り付け部品を固定している部分を、一度外しておきます。 

(ドライバーでこじると外れる)

■ボールを抑えている逆三角形の金具が外れたら、中から、ボールを抑えている円盤を取り出します。
ここに、何か薄い箔状のシートを貼り付けることで、その厚み分、ボールを抑える力を強くしようというわけです。
今回使用したのは、ステンレステープ(厚手)です。
直射日光にさらされる部分なので、夏の炎天下はかなり高温になりますから、ビニルテープなどのべたつきやすいものは避けたほうがいいでしょう。
アルミテープや、銅テープのような金属箔がいいかもしれません。
間に挟むだけなので、クッキングホイール(アルミ箔・銀紙)でもいいかもしれませんね。

あとは、元通り復元するだけです。逆三角形の押さえ部品を締め付けているビスを締める力加減で、ミラーの硬さが変わってきます。
あまり硬すぎると、運転中に位置調整するのに困りますから、適度な硬さになるように調整します。

一番慎重に扱わねばならないのは、ミラー(鏡面)をはめ込む作業です。
くれぐれもお気をつけ下さい。



 

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