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ベースオイルによる分類

エンジンオイルは、ベースオイル(基油)に添加剤をバランス良く加えて作られます。

特にベースオイルはエンジンオイルの性能を決定する最も大きな原材料で、その種類により大きく性能が異なります。ベースオイルは大きく3種類に分類されます。

 


 

一般に使用されているエンジンオイルには、鉱物油・化学学合成油・部分合成油が在りますが、これは基油(ベースオイル)の違いで分けられています。

 

性能

汎用オイル  ←    → 高性能オイル

品質要求項目 鉱物基油 部分合成基油 化学合成基油
粘度指数 80〜110 130〜160 130〜160
耐熱性

○○

○○○○

耐磨耗性

○○

○○

○○○

防錆性

泡立ちを防ぐ

○○

○○

○○

低温流動性能

○○

○○○

 

原油から分留された潤滑油剤を精製したベースオイルを使用しているのが鉱物油です。

原油を科学的に分解して分子構造から組立て直したベースオイルを使用しているのが化学合成油です。部分合成油は鉱物油と科学合成油を混合したベースオイルを使用しています。


各ベースオイルの特徴としては、鉱物油は価格が安い・馴染み易い・多少クリアランスが広くても対応出来る反面、粘度指数や流動点と云った性能で劣る・熱に弱い・酸化し易い・粘度の低下が早いなどです。

化学合成油はエンジンオイルの使用目的に合わせてベースオイルを作る事が出来るので性能の面ではとても有利ですが、クリアランスの大きいエンジンには適していません、価格も高いです。部分合成油についてはブレンドの仕方によって性能が大きく変化します。

 

鉱物油

原油から不純物を物理的に取り除いて精製したオイルで、最も多く使われるものです。

原油の品質(産油地による違いが大きい)にも性能の影響を受けてしまうのが欠点ですが、近年の鉱物油は通常使用での走行ではかなりの高性能で燃費に優れた高性能なオイルも一般的となってきており、なんといっても嬉しい低価格が魅力のエンジンオイルです。

高負荷走行を目的とせず、普通の使用状況で経済性重視ならこのエンジンオイルで十分な性能です。さらに現在は省燃費エンジンオイルなどの開発も盛んなので燃費重視の走行をする方にはオススメのオイルです。

 

※尚、最近では、鉱物油を精製する際、水素を加えて不純物を分解し取り除いたベースオイルで、「水素化分解油」と呼ばれるオイルがあります。鉱物油に分類されたり、 化学合成油に近い性質を持つのでセミシンセティック(部分合成油)に分類されることもあります。

 

部分合成油

鉱物油の性能を向上させるために、化学合成油を混合したもので、「パートシンセティック」と呼びます。

 

化学合成油と鉱物油をブレンドすることによって、化学合成油の長所を生かしながらコストを抑えた種類のエンジンオイルで、レースでもしない限りその性能は限りなく化学合成油に近い高性能を発揮します。

また、別名
「セミシンセティックオイル」とも呼ばれ、意味は同じですが配合される化学合成油の種類(PAO、VHVI、エステルなど)によって大きく性能が異なるのが特徴です。

エンジンオイルを選ぶ時にターボ車、スポーツ思考でオイルの性能にこだわりたいが価格が気になる方にオススメのエンジンオイルです。

 

化学合成油(100%化学合成油

 

潤滑上最適のオイル分子を化学的に合成したもの。ベースオイルそのものが優れた潤滑性能を持ち、最も高性能のオイルの基油として使用されます。

 

エンジンオイルの中でも、化学合成油は最高峰の性能を誇る部類に属す種類のエンジンオイルです。化学的に分子配列を組み替えて作られたエンジンオイルで、化学的に安定しており劣化しにくく、高温でも油膜が強く、低温でも滑らかで、洗浄作用も高い。

良い事ばかりのようですが、価格が非常に高いという欠点を持っています。ターボ車やスポーツ思考の方、車を大切にしたい方にオススメのエンジンオイルです。

化学合成油は、別名
「シンセティックオイル」とも呼ばれ、そのままですが合成油という意味を示しています。化学合成油(シンセティックオイル)のなかでも成分によって細分できます。

 

尚、同じ粘度表示のオイルであっても、化学合成油のほうが、油膜は強い半面で、オイルクリアランスは、鉱物油に比べると「薄い」という特徴があり、クリアランスの広い旧車や、設計の古い車では、エンジンのメカニカルノイズが大きくなる場合もあります。高性能な化学合成油を入れたら、エンジンの振動が大きくなったという事例もありますので、すべての車に高性能を発揮するとは限りません。

 

シンセティック(化学合成油)と鉱物油をブレンドした、部分合成油(パートシンセティックオイル)が存在するので、区別するために、あえて、100%化学合成油(フルシンセティックオイル)と、表記することもあります。

 

<総括>

各ベースオイルの特徴としては、鉱物油は価格が安い・馴染み易い・多少クリアランスが広くても対応出来る反面、粘度指数や流動点と云った性能で劣る・熱に弱い・酸化し易い・粘度の低下が早いなどです。

化学合成油はエンジンオイルの使用目的に合わせてベースオイルを作る事が出来るので性能の面ではとても有利ですが、クリアランスの大きいエンジンには適していません。価格も高いです。部分合成油については、ブレンドされるベースオイルの割合や、使用される添加剤により大きく異なりますから、一概には言えない面もあります。

 

 

添加剤

 

エンジンオイルはベースオイルに各種の添加剤が加えられています。これは潤滑油の劣化を防止するのと、ベースオイル自体には備わっていない性能を付加させる為です。
主な添加剤としては、酸化防止剤・腐食磨耗防止剤・清浄分散剤・油性向上剤・粘度指数向上剤などがあります。
加えられている添加剤が多い程良いオイルだとする考え方と、添加剤は少ない方が良いとする考え方とが在ります。

 

ベースオイルが本来持っている性能をさらに向上させたり、新しい性質を加えたりするために、さまざまな添加剤が20〜30%ほど調合されています。

 

主な添加剤の特徴を紹介すると、次のようになります。

 

酸化防止剤

オイルによる、酸化を防ぎスラッジの発生を防ぐ。

 

腐食防止剤

燃焼によって発生する物質やオイルの劣化によって生じる摩擦部分の磨耗防止。

 

清浄分散剤

アルカリ性の性質を持ち、酸を中和、またエンジンオイルに混入する炭素などをオイル中に分散させてエンジン内部を常に清浄な状態に保つよう働きかけます。

 

油性向上剤

強固な油膜を形成する添加剤。

 

粘度指数向上剤

温度変化に対しても適度な粘度を保ち、寒冷時のエンジン始動を良好にします。

 

磨耗防止剤

エンジン内部のしゅう動部分の磨耗を防止する。

 

流動点降下剤

エンジンオイルが冷えたときでも、オイルの流動性を保ちます。

 

気泡発生防止剤

オイル内の気泡発生を防ぎます。

 

 

 

リンク

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ベースオイルによる分類

用途による分類

粘度による分類(SAE粘度規格)

API規格による分類

ILSAC規格(省燃費オイル)

ACEA規格(ヨーロッパ)
JASO規格(日本)

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