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EGR作動不良の原因箇所を絞り込む


走行中に、EGRバルブの作動不良が発生すると、アクセルを軽く踏み込んだ状態で、カラカラと大きな異音が出始めたり、登坂などのアクセルを踏み込んだ状態で、黒煙を大量に吐くようになったりします。

 

私のSGも、燃料噴射ポンプについている、レバーポジションセンサー(LPS)の不具合と思われる、EGRバルブの作動不良で、走行中に、カラカラという異音(かなり大きい)が発生して失速したり、黒煙をドバッと吐くことがありましたが、EGRバルブにつながっている、バキュームホースを一時的に抜くことで、特に不具合もなく、走行できております。

EGRバルブ不良時の応急処置

(クリックするとページが開きます)


とはいえ、EGR作動不良の原因が、本当にLPSの不具合なのか? それとも、EGRバルブ本体にあるのか? 原因を絞りきれておりませんので、EGRバルブを取り外して、点検してみました。

(作業実施時期:2006年8月)

 作業手順

■施工は、エンジンが冷えているときに行います。

■EGRバルブにつながっている、バキュームホースを抜きます。(既に抜いてある)

■EGRバルブを取り付けている4本のボルトを、12ミリの工具で外します。


■EGR後ろ側の下のボルト以外は、ソケットレンチが使用可能ですが、一番奥だけは、頭の大きな工具は、クリアランスが狭いため使用不可。(めがねレンチのみ可)

■外したEGRバルブの中(バルブ作動部分)は、煤で真っ黒でしたが、特に固着したようには見えません。
試しに、バキュームホース接続部分を、吸ってみると、バルブは正常に動きます。
指で押して開放しようとしても、かなりの力が必要です。力を抜くと、すぐに戻ります。


点検の結果、なんら異常は見つかりませんでしたが、シリコンスプレーをたっぷり吹きかけて、きれいに拭き取って、元に戻しました。

■不具合の原因が、EGRバルブ本体ではないことがわかったので、LPSを交換するまでの間、バキュームホースは抜いておくことにします。

 

■抜いたバキュームホースには、適当なタッピングスクリューを差し込んでおき、動かないように、かんたんに固定しておきます。

あくまで応急処置です!

 

 

レバーポジションセンサー(LPS)と、EGRの関係を少し調べてみました。
画像は、94年5月の新型車解説書(SGとカーゴ)からスキャンしたものです。

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