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トーションバースプリング(torsion bar spring)

 

スペースギア(SG)のフロントサスペンションは、独立懸架方式で、「ダブルウイッシュボーン」というサスペンション構造をしており、スプリングには「トーションバースプリング」(torsion bar spring)という、鋼鉄の棒をねじることにより、その反発力を利用したスプリングを採用しています。

 

コイルスプリングより、同じ重量で保存できるエネルギーが大きいため、軽量であり、また、ねじるほどだんだん硬くなる性質があるため、細かいバンプには柔軟に対応しつつ、Gには踏ん張りが効くといわれています。

デリカのような1BOX車では比較的メジャーに採用されていますが、交換やセッティングがコイルスプリングに比べ容易なことも、特徴のひとつです。

 

この、トーションバーを絞ることにより、多少の車高の調整や、足回りの硬さを変えることができます。

 

最近、ブレーキを掛けた時のノーズダイブが以前よりひどくなったように感じ、少し気になっていました。横から自分のSGを見ると、気のせいか、フロントが下がっているようにも見えます。車齢は11年目に入り、走行距離はまだ11万キロを過ぎたところですが、オフの走行などかなり足回りにはダメージを与えています。
トーションバーもそれなりにへたっているのではないかな? ということで、調整を試みることにしました。

(作業実施時期:平成17年春)

使用した道具は、スケール(メジャー)、

17ミリのメガネとラチェット。

他に、ジャッキとウマ。

調整する前に、現在の状態を測定します。

車内の荷物はできるだけ空にして、ハブセンター(キャップの上端)からフェンダーまでの垂直距離を測ります。


新車時の高さがわかりませんので、どの程度車高がダウンしているのかはわかりませんが、左右の差は5ミリありました。左(助手席)の方が下がっているようです。SGは、左側に燃料タンクがあり、4WDのため、フロントの駆動系(プロペラシャフトやデフ)が左側を通っているので、どうしても左に重心が傾いています。

調整する際には、前輪に車重が掛からないように、ジャッキアップして完全に浮かせます。車の下にもぐって作業するので、ウマは必要です。タイヤは外さないほうが安全です。

調整する前の段階で、トーションバーのアンカーアームの、アンカーボルトのナットより出ている部分を測定します。左右は同じ長さで揃っていました。つまり、左右を同じ量絞っても、同じだけ車高は上がらないということになります。

トーションバーのリアアンカーアーム(後ろ側)に、アンカーボルトを締め上げている、アジャスティングナットは、ダブルになっています。最初に、この下側のナットを17ミリのレンチで緩めてしまいます。かなりきつく締まっています。緩めるときだけは、少し長めのレンチの方が力を入れることが出来ます。
しかし、右(運転席側)は工具を振るスペースがあっていいのですが、左(助手席側)はトランスファー・プロペラシャフト・燃料タンクがあり、工具を振るスペースが余りありません。


緩めたあとの作業は、狭いところでも使いやすい、やや短めのラチェットがあると便利です。ソケットレンチの場合は、かなり長いディープソケットが必要になるでしょう。

 

私は、通称『ゲンコツ』とか『ガチャ』と呼ばれる、貫通タイプの両口ラチェットを使います。アンカーボルトの繰り出し量が長くても、貫通なのでいくらでも締め上げることが出来ます。

 

左が下がっているので、右よりも左を多めに締め上げていきます。

ある程度締め上げたところで、どのくらい上がったかを確かめます。一旦作業を中断し(あとで再調整するのでダブルナットはまだ緩めた状態でよい)、ジャッキを降ろして、前輪を地面に接地させます。左右のバランスを考えながら、もう一度ジャッキアップして、必要な量締め上げていきます。
少し締めたら、車の下から外に出て、ジャッキを降ろして再確認。この作業を何回か繰り返すことになります。

 

 

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