スペースギア ドアロックモーターの修理(DIY)
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![]() ![]() 最近頻度も高くなり、流石に毎回二度もロックのスイッチを操作するのはうっととおしいので、自分で修理する事にした。 当方も相互リンク頂いております、やすなりさんのHPにこのドアロックモーター部修理の詳細があるので、これをNOTEパソコンにDL、助手席においたNOTEパソコンを参照しながらの作業であった。 氏の車は修理後1年になるそうであるが、快調との事である。 説明もよく理解出来、“モーター部分解”以外はスムーズに作業は完了、ついでに汚れたドア部の丸洗いもしたりと、一石二鳥であった。施工後快調に動いております。 修理に出すと、Assy交換らしく片側12,200円(税別、部品代)もするらしいです。 工賃込みだと2万円位になるんだろうなぁ。 |
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軽度の不良(接点部の汚れ等)でしたら下記の清掃作業で治る可能性大です。 モーター自身の不良等は治りません、モーターを交換する必要があります。 代用モーターへの交換のページも参照して下さい。 |
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▲ドアのポケット部ビスを外す。 | ▲3箇所のビスを外す。右の2ヶ所はマイナスドライバー等で丸いボタン状の樹脂製化粧カバーを外してから外す。 |
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▲アーム部分を外す。前側に引っかかりがあるので後ろに引きながら上げる感じ。 | ▲ロック&ノブ部?パネル周囲部分を外す。 ○印部分のビスを外す。 |
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▲ドアミラー内側の樹脂パーツを外します。二ヶ所差し込まれて固定してありますので、ドライバー等を入れ手前に引っ張り外します。 |
▲内張りを外す。A等下側部分からマイナスドライバー等を入れ手前に引っ張り外します。最後に上部は上方向へ引っ張りながら外します。画像は取り外し、丸洗い清掃後、乾燥している様子。 |
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▲内張りを外したドア部。防水のシートを破らない様、作業部分を丁重に剥がします。 | ▲ここのゴムキャップを外します。 |
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▲ドアノブを固定するビスを外します。ネジの脱落にはくれぐれも注意、私は(#4?でしたっけ太い規格)プラスドライバー先に両面テープをつけて取り外しました。 | ▲ドアノブ固定のもう一方のビスを外します。 |
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▲ドア内部、窓ガラスの収納レールを固定するビスを外しておきます。 |
▲ロック部分のビス3本を外します。 |
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▲ドアノブ部分に接続されている リンク(丸棒)2本を外しします。(それぞれ樹脂製のロックを解除しつつ外します) | ▲リンク(丸棒)の1つドアノブを取り外します。 塗装面のキズ防止の意味で、予めドアノブ周辺にマスキングテープ等を貼っておいた方が賢明と思います。 |
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▲窓ガラスのガイドレール(一番上の矢印)は下方向へ引き、外します。2箇所のリンク(丸棒)を外します。 | ▲取り外した ドアロックモーター部 周囲のビスを外し、カバーを外します。 |
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▲カバーを外した状態。モーターの電極に接続されているリード線をはんだゴテで外す。(外さずとも以降の作業は出来るかも知れないが著しく作業性悪し) モーターリード線に付いている素子を壊さない様十分注意。 |
▲樹脂部を固定するボディーのカシメ部分2箇所を外す必要があるが、かなり頑丈にカシメられており簡単には外れないので私は金切りノコでこの部分を切断した。 |
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▲切断部(赤色の部分) | ▲ブラシ部の部分を抜き、スリップリング部のカーボン等、汚れをアルコールで清掃、サンドペーパーの細かい目で鏡面になる様軽く磨く。その後削りかす等は綺麗に清掃する事。 |
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▲ブラシ部分も同様に作業、その後逆手順で組み付けを行う。カシメを切り取ったのでブラシ部樹脂はボディーへ接着剤等で固定する。 | ▲組み込みを行う際、窓ガラスのガイドはガラスの当るスリット面が汚れていたら清掃する。○穴から覗き込みガイドは下から押し込む感じで挿入する。尚、固定ビスは仮止めで、スイッチ等仮接続の上、ガラスの上下動作を確認の上、スムーズに動作する位置で本締めを行う事。 |
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今回の作業を終えて作業自体は1時間程度であろうか、モーター部 タブ状のカシメが曲がらず外れず、手間取った。タブ部が小さく非常に硬いのと、モノが小さく安定しない為、どうにも、やりづらい、バイスかなにかに固定して作業しないと難しい。やすなり氏は勢い余ってマイナスドライバーで手ををブス!っと刺してしまったそうな・・。 納得した。 次回不良になった際はモーターは交換するであろうし、今回 私は金ノコでタブ部分を切断、組み付け後、接着する方法とした。 モーターの金属部は結構軟いので すんなりタブ部を切断出来る、少々荒業ではあるが、この方法は実に簡単だと思った。 ![]() 今回外したついでに、スイッチ部等を取り外し、丸洗いしてやった。 まるで新車と思う位綺麗になった。これは思わぬ副産物、ナイス! 住いの洗剤「マイペット」を原液で使用。 汚れが綺麗に落ちます。 ついでに運転席側も内装丸洗いを行った(^^) ←の画像参照・・ こうなると・・インパネ周りもなんとかしたくなる。 |
[情報] モーター自体はマブチのFK−280SAではないかとの情報がありました。 |
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![]() 接着剤を塗ってたたきこんであるだけです。ですので釘抜きの道具(自分は押しピン抜きですが)と、てこの応用です。 画像にあるようなセット工具の道具を使用しましたが、頑張ればなんとかなりました。 モーターの青い部分(ビニールテープを巻いている部分)がウオームギヤと思ってください。あとは、力いっぱい赤い工具を下に押して引き抜くだけですが、シャフトが5ミリほど一緒に抜けてきます。そうすると、てこの支点の位置が低くなるので、黒い工具(マイナスドライバーの太いものを使用しています)を太いほうに移動させて支点を持ち上げてやり、同じ動作を繰り返します。1センチ程叩き込んであるので強引に抜き取るだけです。ただし、このモーターは内部破壊されて使用不可となります。 逆に、取り付けるときは、端子側のシャフトが0,5ミリ程出ているので、そこを鉄など硬いものにあてて、上から叩き込むだけです。 以前にも、書かせていただきましたが例のHPで売られているモーターはFK-280SAではありません。今回、自分はFK-280SAを使用しました。 ただし、配線さえできれば例のHPで売られているモーターでも動くのではと思っています。 自分の予想どうりのモーターならば数値的にはほとんど変わりません。 ウオームギヤを抜く作業のときは、手を怪我されないように注意してください。細かい作業のうえに力使うので結構危ないかもです。 |
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続編 運転席側ドアロックモーターが完全に壊れてしまった。(2005/01/04)上記でメンテナンスをした助手席側ドアロロックは現在快調に動作中、今度は運転席側が完全に動作しなくなっていた為、モーター内部をチェックしてみたところ電極が剥がれておりました。 こうなるとモーターの交換しかない。 たまたま同じモーターの手持ちがあった為交換した。 (画像は拡大します) ![]() ![]() ![]() モーターに接続されている素子は過電流保護等の素子だろうか? ウォームギア(モーター軸に付いている螺旋状のギア)の移植。 ウォームギアの抜き取り作業 ガスコンロ等でウォームギア部を暖める。 火傷をしないよう注意しながら暖かい内に写真のようにモンキースパナをモーター胴体部にあてがい、足でモンキースパナを抑えつつ ウォームギアを傷つけない様にウォームギアを布切れ等で丁重に包み保護した上でプライヤで挟み、上へ引っ張ると以外に簡単に抜く事が出来ます。 この際、必ず垂直引っ張り抜いてください。 ウォームギアは真鍮製につき柔らかいので曲がってしまいます。 取り外したウォームギアを交換するモーターへ、プラスチックハンマー等で軽くたたき、打ち込みます。接着材等は必要無いと思います。 |
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若松の通販で100円程度で販売されている外形(端子形状)の異なるモーター(FC-280SA)へ助手席側を交換してみた。 問題無く動作、外形(端子形状)の異なるモーター(FC-280SA)への交換ページはこちらへ記載。 参考: FC-280SA http://www.mabuchi-motor.co.jp/cgi-bin/catalog/catalog.cgi?CAT_ID=fc_280pasa http://www.wakamatsu-net.com/cgibin/biz/page.cgi?cate=6201&page=0 |
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