デリカスペースギア リアスタビライザー交換


【 追記 】年式が古くなればなるほどにナットが固着して外れないと思います。
以下は、その後、当方が行った前側の取り外し方法です。

使用工具 17mmの貫通ラチェットレンチと六角レンチ(6mm)普通の六角レンチだと曲がる、なめる可能性あるので、写真のようなものが良いです。

デリカスペースギアのリアスタビ交換 工具

デリカスペースギアのリアスタビ交換 工具

六角の方はパイプを継いで、地面と接触させ回り止めにすると良いです。
デリカスペースギアのリアスタビ交換 工具
上向きはジャッキを利用すると労力なく緩めることが出来ます。
デリカスペースギアのリアスタビ交換 工具
最悪、なめてしまったら、サンダーで切り落とすしかないです。 / 追記おわり



デリカスペースギアのリアスタビ交換1
 使用工具
 ソケットレンチ(17mm,14mm,12mm)だけでOK。

 作業環境

人がもぐりこめるスペースがあればジャッキアップしなくとも下に段ボールでも敷いて根っころがって作業できますが安全面は十分配慮を。

 
──────【取り外し】──────

【1】 Cの部分 画像上にある上から来てるリアブレーキホースを固定しているクランプのボルト1本を外し、ここの部分のホースがある程度自由に動く様にしておく。C部分上から固定されている。
 (スタビを抜く際にこのホースが邪魔になるので一旦自由にしてやる作業) 
 12mmソケットレンチ

【2】 Aのスタビリンクと連結しているナットを外し、スタビリンクから抜く(左右) スタビリンクのボルト付け根はボールジョイントになっているので、少し力を加えれば稼動しますので抜けると思います。
 17mmソケットレンチ

【3】 Bのスタビを固定しているクランプを取り外す。14mmソケットレンチ使用。スタビの落下に注意(~~)
 14mmソケットレンチ

【4】 ブレーキホースを傷つけ無い様注意しながら、ホースを動かしスタビを抜く。

──────【取り付け】──────

【5】 新しいスタビを通し、先にA(スタビリンク部)を仮止めする。クランプ部分Bを取り付ける(クランプ部分のブッシュを再利用の場合はスタビに取りつけておく) ガタ等無いか確かめながら、各部を締めつける。
 ブレーキホースの固定部分も必ず元の様に取り付ける事。

手順どおりに行ってください。2より3を先に行うと、再度2を一箇所固定する事になります→経験者(~~;)

以上です。
作業自体はすこぶる簡単ですが、安全を確保し、十分注意して慎重に行ってください。

〔PS;ボルト等が固い時は、プラハン等でレンチのグリップ部を少し叩いてやるとイイかと思います〕



デリカスペースギアのリアスタビ交換2
見た目もさり気なくGOOD(~_~;)
 
──────インプレッション──────

実はこのスタビは、一見社外品のみたいですがぁ・・(^^) シャモニーの殆ど未走行、ピカピカのものをヤフオクで発見、福岡の mzb111さん に昨年無料で頂いたものがあり、それを今回使用したのでした。 
そのまま黒いものを使うのもなんだし・・さり気なくドレスアップと言う事で、ディスカウントで買った198円の黄色のスプレーラッカーで塗装してやりました。 (ちなみに前は以前ロングの肉太入れましたが目立つので黒のままです)

ま 同じものだし、と期待もせず、走ってみてみ結果、 コーナーで 思わず にんまり!!なかなかよくなりました!  おお!変った!と体感できました。

2002/05/27 追記
交換前のスタビをチェックした結果、ブッシュで固定されていた部分は塗装が剥がれて金属面が露出していた。金属面自体も少し削れている様にも感じられた。つまり本来固定されているべきこの部分が“遊んでいた”様である。

その後走った印象では、くぼ地とかの路面をもろひろい、多少乗り心地が悪くなった感じもする。これは以前装着していたスタビが上記理由で開放気味であったせいもあるかも知れないが・・前の強化スタビとのバランスがとれていないせいもあるかも知れない。

← 塗装はおろか金属自体も削れている様にみえるスタビ固定部分

──────あとがき──────

スタビ自体のスペックは 25.5φなので 今まで使用していたものと、同じものですが、自分の車が11万キロ以上走っていたせいか、スタビ自体かなり金属疲労でバネレート落ちていたのでは無いかなと思います。 あと、クランプ下にあるブッシュのへたリによるガタによる、あそび等の改善も効を奏しているのでは無いかと素人考えで思っております。
正直 これほど変わるとは思いませんでした。
前をロングのものに強化していて、バランスが崩れていたのも一因かも知れません。
劣化は自然に進んで行くので気がつかないのかも知れません。ショックは消耗品として4万キロ位で劣化するので交換するのですが、今回の経験で スタビもある意味消耗品なのかな?・・と、思った次第です。
社外品の中空スタビに変更し、折れたと言う知人が数名おります。また、この話は良くネット上でも耳にします。そういう意味でもSGはスタビライザーに関わる力,頻度自体が大きいく、純正のものでも折れたりしないまでも、劣化が進みやすい状況にあるのでは?と思った次第です。


折れたDブランドスタビライザー参考 〔折れたリアスタビライザー 2003/07/09 追記
社外品、中空スタビの製造元は二社ほどで、そのうちの関東の“A”社(チューニングカー等のスタビでも有名なブランド)が結構各ショップブランドで色を変えてショップにOEM供給している様です。私の知人だけでも中空リアスタビライザーは5名既に折れてます。左の画像は折れた“ダ”ブランドのスペースギアのリアスタビライザです。画像を見るとホーシングへの固定ブッシュ付け根部分で折れている様です。あきらかに欠陥と言わざるを得ないでしょう。クレーム入れても“消耗品”とかで交換に応じなかったり、うやむやにしているケースもある様です。長期間使用しへたるならまだしも、数年で折れて消耗品と主張するとは・・・社外品を装着されてらっしゃる方はこの部分を時々チェックしてみた方が良いと思います。
画像をクリックすると拡大します
(画像は関西の某Mさんにお願いして頂きました。ありがとうございます>Mさん)


前期型純正バネ DATA
EX1
フロント:バネ定数 (2.4G 3.5、2.8D 3.9)、
ショック減衰力(伸/圧) (2.4G 85/65、2.8D 115/75)
スタビ 30
リヤ:バネ定数 (2.4G 2.3、2.8D 2.45)
ショック減衰力(伸/圧)90/40
スタビ 25

EX2
フロント:バネ定数 (2.4G 3.5、2.8D 3.9)、
ショック減衰力(伸/圧) (2.4G 85/65、2.8D 115/75)
スタビ (ハイルーフ30、クリスタルルーフ31)
リヤ:バネ定数 (2.4G 2.3、2.8D 2.45)
ショック減衰力(伸/圧)90/40
スタビ (ハイルーフ25、クリスタルルーフ23)

SuperEX
フロント:バネ定数 (3.0G 3.5、2.8D 3.9)、
ショック減衰力(伸/圧)(S40/21 M110/55 H155/72)
スタビ 31
リヤ:バネ定数 (ショート 2.45、ロング 2.6)
ショック減衰力(伸/圧)(S45/30 M90/40 H205/70)
スタビ 23









2002/05/12up
2002/05/27,2003/07/09 追記

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