ショックアブソーバー交換 デリカスペースギア
ショックアブソーバーは、定期交換部品、何度も交換してます。
このページでは、これまで装着していたビルシュタインショックアブソーバーから、製造元KYB、Elfordのガスショックに交換した時の記録です。
私のデリカスペースギアのビルシュタインショックアブソーバーもも、既に6万キロ走行、最近とみに寿命と思われる様になった為、ショックを交換する事にしました。同じモノでは 面白くないので、別のものにしました。
交換したショックアブソーバーは 通販で割と安く入手した 製造元KYB、Elfordブランドのガスショックです。
使用した工
ソケットレンチセット 22mm、17mm、14mm
ラチェットメガネスパナ14mm(モンキーでもOK)
六角レンチ(ビルシュタイン前側を外す際に必要)
トルクレンチ
車載ジャッキ、安全の為もう一ヶジャッキ、馬(フェールセーフ)
結構苦労したのは、ビルシュタイン独特の強烈な反発力です。
当方の車両は、ECSナシ仕様のスペースギアですがECS付きスペースギアの場合以下のBBSログも併せてご覧下さい。
➡ ECS付きスペースギアのショック交換話題
➡ ECS付きなしの判別は?
その後 やはり再びビルシュタインを入れました。以下はブログ記事より
➡ ビルシュタインへの回帰
➡ ショック交換まずは後ろ
➡ ショック交換前側 (すぐに伸びないショックに注意)
ノーマル車高のショックなら迷わずビルシュタインをお薦めします。
2インチ程アップ仕様車両に使用した、ビルシュタインショックアブソーバー(B46-2109 ノーマル用)が金属疲労でなのか・・下のリング部分が剥離・壊れました。
➡ ビルシュタインショック破損
たまたまかもしれませんが、1.5インチアップ程度までにとどめておいた方が安心かと思われます。

今回使用したものは、Elfordブランド、製造元はKYBのチッソガス入りショックアブゾーバーです。
ビルシュタインと違い、写真の用にブーツは別になっておりますので、タイラップで事前に縛っておきます。
尚、リア側は、タイラップを固定する際ボルト穴位置に注意して下さい。後で取り付け時ねじるとブーツがよれてみっともなくなります。

フロント
ジャッキUPを行いタイヤを外します。
この際、タイヤハウスに潜り込んで作業を行いますので、十分注意をして下さい。
ジャッキにリジットラック等を併用し、下にタイヤをしいて安全を確保しつつ作業を行います。

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ビルシュタインショックアブソーバーは、上のステム部心棒の天辺には5mm程のキャップがありそれを外すと六角レンチが入る様になっております。そこに六角レンチをあてがい、心棒が回らない様にしてショック上部のナットをゆるめナットブッシュ等を取り外します。
古いものは固着し、六角部をなめてしまったりする可能性もあります。この場合、サンダーでナット部を切るしかありません。
下部は、ナットをゆるめボルトを抜き取ります。抜けない場合プラハン等で軽く叩くと抜けると思います。
さてここからが難関
上の写真をご覧下さい。何とか上側はテコの利用とかで少し縮ませ抜いたものの、なんと・・抜き取れないのです。旨くショック全長を全部縮ませる事が出来れば楽勝なのですが、この状態でビルシュタインの強烈な反発を押し込めて縮ませるのは特殊工具でも無いと無理と思います。
結局1時間程いろいろ試行錯誤、右写真の様に、スタビリンクブッシュ部分のナットを緩め、スタビを開いてなんとかその隙間からかろうじて落とす事が出来ました。
新品のビルシュタインは縮めた状態でタイベルトで固定されておりますのであてがった後でこのベルトを切断すれば問題なく装着出来ます。
参考画像→
デリカのりの画像BBS#194発言
ビルシュタインとElfordの全長比較です。1inch程
Elfordの方が長く作られてます。2inchUP程度を視野に入れた設計なのでしょうね。

このショックの取付は楽勝でした。反発のスピードも遅く、外で目一杯縮めておいて素早く差し込めばOK。苦労して外したビルシュの割には、赤子の手をひねる位で付いてしまう低圧ガスショックなのでした(^。^)
何故かその後やった右前輪側は事前にスタビリンクを外していたからか下ののマウント部からショックを外したら、楽勝でするりと下へ落ちました・・何故だろう・・スタビのリンク部分の形状が違う様で空間が左と違う様にも思えましたが真実は不明。もしかすると最初からスタビリンクを外して作業を行えば早いのかも知れない。
フロントの締め加減話題(
ビルシュタイン)
リア側の交換作業

さてリア側です。タイヤはそのままで下に潜り込んで作業を行います。
私の場合1.5UPしてますのでそのままでももぐりこめますが、ジャッキUPで2cm程車体を浮かせ作業を行いました。この写真にはありませんが、実作業中はもう一ヶリーディングアーム部分にジャッキをあてがってフェールセーフを施しました。
上側 下側 共に22mmのナットです。かなりきつくしめられております、事前にCRCを吹き付けておき作業を行いましたが、長さ25cm程のレンチだった為なかなか潜り込んでの作業で力が入らず、足で蹴りを入れるのが効果的でした(^。^)
パイプで延長などして力を入れやすくした方が良いと思います。
フロントに比べ、リアは楽勝でした、しいて言えば左側がラテラルロッドとのクリアランスの問題でビルを外す際、上側をまず最初に外さないとダメみたいでした。

リア側の長さの比較です。
Elfordの組み込みは、フロント同様簡単に装着出来ます。
この写真は作業途中の写真です。
交換後のインプレッション
やはり抜けていたのですね、ここのところブレーキ踏んだ時沈んで、戻り、再度上下する感じがありましたが、沈みこみはビルシュタインより多いものの、揺れが一発で収まる様になりました。
走った印象では、抜ける前のビルシュタインの方が、キビキビした走りが出来て私好みかな,と思いましたが、結局Elfordのトーションバー、コイル自体も、気が付かない内に経たっている鴨も知れないので、正直なトコ どっちが 良いかは 解らないって感じです。
ビルシュタインは、抜けていてもスコスコになる訳では無く、押し込む事もままならない堅さなので寿命を判断し辛いんですよね。
次は何に変える?と聞かれたら 迷わず
ビルシュタインと答えるでしょう。!
ショックの長さの許容範囲内で
ビルシュタインのショックアブソーバーは標準車高の設計品しか市販されておりません。
上げすぎると こんな事になりますので注意が必要です。
デリカスペースギアは1.5〜2inchUPが限界なのかなぁと思います。多分・・おそらく・・←(責任持てない発言)
画像提供・・千葉の某氏)
【 追記 】実は、当方のスペースギア(2台目)2インチ程アップ仕様車両に使用した、ビルシュタインショックアブソーバー(B46-2109 ノーマル用)も金属疲労でなのか・・同様に下のリング部分が剥離・壊れました。
➡ ビルシュタインショック破損
2インチ上げた車両でも、ノーマル車高用ビルシュタインショックを使うのはリスクが伴うようです。
その後、フロントだけ、2〜3インチアップ用の「プロコンプES9000」へ交換しました。
➡ 「プロコンプES9000」へ交換
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ページ作成 MORIMORI
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