デリカスペースギア分離型キーレスエントリーの感度を上げる実験 |
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キーレス感度アップ 改造(改良)の背景デリカスペースギアの初期のキーレスエントリーシステムの操作部はキー本体とは分離したタイプのものですが、両脇に車がある時等、電波がうまく伝わらず感度が鈍いようです。 個人的には受信部を改造したかったのですが、キーレスの受信機はスペースギアの場合 3列目右側の内張り内部にあり、内張り外し等膨大な手間隙を考えると、発信部側を改造するのがスマートと考えました。 下記改造は やみくもに到達距離を延ばす目的ではなく、本来あるべきスペック(設計スペック)に達していないと思われるこの車のキーレスシステムの不具合解消を目的とした改善提案です。 キーレスの改造方法作業は10分もかからない単純な作業です。 半田付け箇所も対象は金属製の端子のようなものですので、初心者の方でも難しくないと思います。 作業時には端子状のもの(アンテナ)以外にはなるだけ手で触れないようにして下さい。(特に静電気の起きる乾燥時期) 作業手順[1] リモコンを開ける。 [2] 基盤上に幅2mm長さ10mm程度のプレートがあるので 電線(#26程度の細い線が良い)を下記のように半田付けを行い、キーレス外周を回す。 [3] ケースにかみこまない様、電線をテープ等で固定しケースを閉める。(電線末端がショートしないように注意) キーレスには 今のところ二種類のヴァージョンが確認されている。上が初期タイプで下がVEタイプ。 ![]() ![]() Web公開に先立ち 数名の方に施工を行って頂いたところ、いずれも改善され良好とのレポートを頂いております。 > ヨッコン@兵庫 南の島@沖縄 長年デリカ乗り さん レポートありがとうございます。 その後のレポート等は右BBS関連チェーンを参照下さい→ BBSチェーン おそらくこのタイプのキーレスであれば他の車でも同様に改善出きるかも知れません。 電波法がらみの件国内のキーレスは 315MHz辺りの周波数を使用しているようで、おそらくこれも315MHz辺りと思われる。 国内電波法では 微弱・特定小電力無線局(電波法施行規則第6条) 無線設備から3メートルの距離において、その電界強度が 500μvmよりも低い事と規定されております。 あいにく測定確認する手段がないので 到達距離、改造規模、使用電源電圧(3.3V)等よりの単なる推論でしかありませんが、これらの改造を行う事により、この法令基準に抵触するような事はおそらくまずないであろうと思われます。 上記は 各位ご自身の判断で、ご自身の責任において作業をお願いします。 追記:実はその後、回路をよくよくチェックすると、この電線を半田づけしたプレートはどうも電池のマイナス側に繋がっている単なるGNDの様に見える。 では何故にGNDの線を引き回しただけで電波の到達距離が変わるのだろう??もともと不安定な発信をしているところへGNDを周囲に回す事によりGNDプレーン効果を生み安定した発信を行うのであろうか??ん・・無理があるかぁ・・謎です。 |
以上、感度の悪い分離型キーレスの改善を行う話題でした。話題は異なりますが、キーレストランスミッターを別のものと交換した際の設定方法 H8年前期マイナーチェンジ後の車のキーレス設定方法スペースギア、H8年前期マイナーチェンジ後のキレーレスレシーバー設定方法 前期の初期型は、右側リアトリム内にあるキーレスエントリーのレシーバー内スイッチを動かしてトランスミッターの登録を行いますが、 前期型最終型 1996年(平成8年6月28日)のマイナーチェンジ以降のETACS-ECUを搭載した車両はリアトリム内ユニットのスイッチの切り替えではなく、特殊操作でキーレストランスミッターの設定モードに入ります。注意 トランスミッターを登録(追加)する場合、それまでに登録済みの暗証コードは、消去されます。 トランスミッターにはそれぞれ独自の暗号コードが記憶されており、次の場合はレシーバー内EEROMに暗号コードを登録する必要がある。
なお、一個目の登録時には従来のコードは2個共消えるので、トランスミッターが2個ある場合や2個目のトランスミッターを登録する際には2個とも再登録する必要がある。
改造等は個人の判断、責任においてお願い致します。
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