DelicaSpaceGear 4M40エンジンのグローリレーの不良判定

以下はDELICABBSでの関連発言を元に小修正/追記等を加えたものです。


[Q] グローリレー交換は簡単?


グローリレー交換は簡単に行えるものなのでしょうか?
グロープラグを本HP等参考しにプレートと同時にメタルグローへ交換してみました。
わかりやすい説明のおかげで非常にスムーズに交換は終了したのですが… 
さーて、これで直ったろう!とセルを回し続けてバッテリー上がり。
JAFを呼んでブースターケーブルが焦げるくらいにセルを回してようやくエンジン始動。
「エンジンのグロー電圧測定」のページを参考にし各部の電圧測定を行ってみようと思ってます。
そこで電線やリレーに問題が発見された場合、この部品は簡単に交換できるものなのでしょうか?
また、グローが全部死ぬとバッテリーが上がるくらいセルを回し続けないとエンジンがかからないのは当然のことなのでしょうか?
何かアドバイスありましたらお願いします。長々と失礼いたしました。






[A] グローリレー不良診断等の手順

グローリレーはモノがあれば交換作業は難しくないと思います。ただ工具が入りづらい場所ではあります。
寒冷地仕様の2バッテリ−の方は尚更かも知れません。
大電流が流れるところにつき、くれぐれも本体アース(固定)、端子の締め付けはしっかりと。

気温にもよりますが、5℃程度ではグローが1,2本死んでも経験上10秒以上クランキングしないとかからなかったと思います。
全部死んだらかなり厳しいのではと。

お話を聞くと、グローは全交換された様ですし、それ以前の回路がおかしいかも知れません。

キーをオンして、グローリレーの音がカチっとしてそのままエンジンをかけないと5秒程度後にまたカチと開放する音がするのですが、この音はしますか?(エンジンルームにあるのですが、この音は運転席からも聞こえます。)

この音がすれば、ほぼグローリレー前までは正常だと思います。
それが無い様であれば グローリレーもしくはその前段(グロー制御部=グローコントローラー)もしくは水温センサーあたりになると思います。
水温センサーであるか否かは、水温センサーのコネクタを外してみればチェックできます。

リレーの端子は 中央にある1P(黒色角型)コネクタがリレー制御端子(12VでON)で、上下の太いナット止めしてあるのが、グロープレートのライン、およびバッテリーへのラインです。

この5秒程度の間に制御端子に電圧(12V)が印加されてるのにも関らず、リレーの引いた音(結構大きなカチ!音です)がしない様であれば
 →リレー不良

リレーの制御端子に電圧がかからない様であれば・・
 →制御部(コントローラー)になりますのでDIY修理は厳しいです。

音がする様でしたら、この5秒程度の間に以下の測定をして判定してください。

リレー バッテリー側の端子に常時電圧(12V)があるかを確認
 来てないのであれば
→バッテリー+端子側にあるヒュージブルリンク(グロー80A)断線の可能性あり。

リレー プレートへ行く端子で5秒程度の間電圧がかかるかを確認
 音はすれど電圧が出ないのであれば →リレー不良

電圧が出ている様であればグロープレートでも同様に電圧がかかっているかを確認
 電圧がかからない様であれば →リレー〜プレートのラインの断線、もしくは線材の劣化
 劣化した線材は使用せず、別に併設してやるのがベストです。この線材キットは純正品で2000円程度です。
 知識があれば自作も十分可能でしょう。(線材/端子/耐熱を十分考慮する事)

故障判断はそれ程難しい事では無いと思います。がんばってください。

噴射ポンプでない事を祈ります。





ここからは直接関係のない 余談なのですが・・

実は私の車はどうも制御部(コントローラー)が不良みたいで、キーオンで2秒ほどしかプリヒートしてくれません。
(エンジン始動後の通常の3分間の内部タイマーによるグロー動作は正常)
自己責任の元、マニュアルスイッチでグローをかけるようにしてからは一発始動、10年間快調でした。

手順は、外気が15度を下回り、エンジンが冷えているときは、数秒プッシュスイッチを押したままエンジンを始動、始動後はスイッチをオフにします。(スイッチは押した時だけONになるものを使用) 以下が回路です。

ブリッジダイオードOR 回路バージョン
手持ちの20Aクラスのダイオード(ブリッジダイオード)があったので、下記回路を追加しました。
ダイオードの順方向電圧(降下)が気になりましたが、グローリレーは結構低い電圧でも動作する様で、施工後、廃車までの10年間、マニュアルプリグローは良好に動作しておりました。

マニュアルグロー実験回路(プロトPart2)

たまたま手持ちが20Aのブリッジダイオードしか無かった為、20Aのものを使いましたが、グローリレーコイルへの電流はおそらく4A程度なので、ダイオードの容量は10Aもあれば十分だと思います。
12V制御ですが、コイルの逆起電力などを考えると耐圧は高い方が安心です。




グローリレーの前段は、コントローラーは画像のようなものです。
40PINμCOMと他多少・・パターン面にCRTr面実装多少、1万円もしないようなものですが・・
交換すると結構高価なものみたいです。(5万円近くするらしい)
取り外し取り付けはそれ程難しくないので、解体屋さん等で探した方が賢い選択かも知れません。(Pajeroも同じかは未確認)

グローコントロールユニットグローコントロールユニット2グローコントロールユニットコネクタ
グローコントロール基盤 表グローコントロール基盤 パターン面グローコントロールユニット謎の痕跡

コネクタ14pin コネクタ図中一番左(明るい緑色に黒のライン銀のドット)のラインがグローリレーのラインです。
このラインは基板上では左下のリレーに接続されている様です。 [基盤の画像は680pix幅へ別ウインドウで拡大します]
静電気の多い乾燥期は基盤に直接触れない様にしましょう。

上記 記載事項は、あくまで私のH7/3登録PD8W前期型スペースギアでの情報です。
モデルチェンジはもちろんの事、製造途中で細部は仕様変更になっている可能性もあります。
修理、改造は自己責任で。


実は、上記を施工したスペースギアは、フレームのサビによる腐食、AT不良、エアコンガス漏れ、その他モロモロの不具合で、2014年10月やむなく廃車にしました。
現在は、BBSで知り合った、saygさんより、スペギを譲りうけ、乗っております。

 4M40エンジンのグローリレー不良判断手法

2014年11月20日 本文見直し更新

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