前輪のブレーキパッドの交換スペースギア DIY

このページの作業内容 画像 / 説明 提供者 : kazuhikoさん
 このページは kazuhikoさんより頂いた情報を元に、当方でページ化したものです。

caution 重要事項

ブレーキは安全に関る重要な部品です。
中途半端な知識で作業を行うと思わぬ事故にもつながりかねません。
このページはここをご覧の皆さまにブレーキパッドの交換作業を薦める資料ではありません、ブレーキパッドの交換とはどのような作業を行っているかの一例を書いた参考の資料です。

作業を行った場合には必ず法に基く点検、記録簿の記載を受けてください。

当ページを参考に作業を行い、不具合、不都合が生じても、情報提供者および当HPはいかなる責任も負いません。

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<準備>


ジャッキアップして、ウマを掛けてから、タイヤを外します。

外したタイヤは、万が一のときを考えて、車体の下に入れておいた方がいいです。

タイヤを外して、鏡面に光って見える円盤がブレーキディスク。

その後方に赤く見えるのがブレーキキャリパーです。
(純正ノーマルですが赤く塗装しています)

<キャリパーのスライドピンを外す>



タイヤを外してブレーキキャリパーが現れたら、今度はスライドピンを外します。

キャリパーの裏側、下のほうにある頭が17ミリのボルトを緩めて抜きます。

一応、ウマを掛けて作業しますが、かなり硬く締まっていたり、固着していたりしますから、無理に馬鹿力を入れたりすると車体が揺れて危険です。
レンチに鉄パイプ延長という方法もありますが、あまり長くすると振るスペースがないので、私はゴムハンマーで叩いて緩めています。
工具も傷つかないし、車体の下に頭をもぐりこませる必要もないので、お勧めです。


<パッドの準備>



キャリパーのスライドピンを外したら、キャリパーは上に持ち上げることが出来ます。
キャリパーの中に見えている、縦に2個並んだ小さな丸い部分が、キャリパーのピストンです。
かなり汚れていますが、緑色に見える部分が古いブレーキパッドです。挟んでいるだけなので、手で簡単に外すことが出来ます。
新しいブレーキパッドはオレンジ色のものです。日清紡のプロティックスtype101を用意しました。
新品時の厚みはおよそ10ミリありますが、私が使い古した(緑色の)プロジェクトμのB−SPECは、1.5ミリ程度しか残っていません。
純正パッドには鳴き防止のためのシムが使われていますが、私は純正のシムは使いまわしています。
古いパッドからシムを外して汚れを掃除して、新しいパッドにつけます。このとき、密着性を高めるためにブレーキグリースを薄く塗布します。(金色のやつ)
シムとパッドの接触面と、キャリパーやピストンに触れる面にだけ、必要な部分にだけ薄く塗ります。不要箇所に塗ると汚れの原因になります。ブレーキグリースは、街の部品商で手に入ります(2000円くらい)。
シムやブレーキグリースは、鳴き防止のためのグッズであり、必ずしも必要なものではありません。
ブレーキの効きには関係ない部分です。

<ピストン戻し>



ブレーキパッド交換作業で、一番のネックがこのピストン戻しです。
ブレーキパッドが磨耗した分だけピストンが出てきているので、新品パッドを入れるためには出てきた分を押し戻してやらなければなりません。
しかし、ただ押し戻してしまうと、ブレーキフルードがリザーブタンクから溢れてしまう恐れがありますから、ボンネットを開けて、事前にスポイトなどで抜き取っておきます。
ホームセンターの灯油用品売り場に100円くらいで売っているスポイトがちょうど良いです。
ブレーキフルードがボディの塗装に付着すると、塗膜を侵しますので、要注意です。
ピストンを押し戻すためには、専用のブレーキセパレーターという工具(黒い工具)があれば、簡単に戻せるのですが、専用工具がなくても可能です。
傷つかないようにウエスを被せて、ウオーターポンププライヤーなどで押し戻す方法が一般的ですが、実際にやってみるとかなり大きなプライヤーでないと挟めないです。(ディスカウントのウオーターポンププライヤーでは開口部が狭くちと厳しい)
私の場合、古いパッド(捨ててしまう)や鉄板・木片などを2枚入れ、ハンマーの柄やめがねレンチでこじって押し戻すという方法をとります。最後まできちんと戻さないと、いざパッドを入れてみると、狭くて入らないなんてこともあるので、もう広がらないというところまできっちり戻します。

<パッドを入れる>



ピストンが完全に戻ったら、ブレーキグリースを塗布した新しいパッドを入れます。
純正品やノーマル相当品には、ブレーキ磨耗時に鳴いて知らせるインジケーター(爪)がついていますから、左右間違えないようにします。
社外品のスポーツパッドでは、インジケーターのないものが殆どですから、このタイプのものは左右、内側外側関係なく同じ形状なので、あまり気にする必要はありません。(日清紡のパッドにはインジケーターがついていた) 内側、外側ではグリースを塗布する部分が異なるのでこの点だけ注意。
キャリパーを上から下ろして、最後にスライドピンを締め付けます。スライドピンの動きが悪いと、ブレーキの片効きや引きずりの原因になるので、きれいに清掃して、グリースを塗布してやるなどのメンテをしてやると良いです。(ディスクブレーキパッド用の鳴き止めグリースはここに使わないこと)

スライドピンのボルトはしっかり締め付けておきます。

あとはタイヤを装着して完成です。


補足説明


左右のブレーキパッド交換が終わったら、走り出す前に確認すること。
(1)ブレーキフルードの量は適正レベルにあるか? 抜きすぎていたら補充し、上限レベルを超えていれば、適正レベルまで抜き取る。
(2)パッド交換直後は、ブレーキペダルが甘くなっているので、必ず走り出す前に数回ブレーキペダルを踏み込んで、ペダルを踏んだ感触が固くなるのを確認してから、安全な場所で低速で車を動かして、ブレーキが正常に作動するかを確認すること。


リンク

(MORIMORI追記、記載)
 パッドの摩耗と交換タイミング 不具合の対処  パッドの交換方法  等
(住電ブレーキ・エス・アンド・イー株式会社サイト)
http://www.sei-brake.co.jp/mente/index.html

当サイト内BBSブレーキ関連:
 DELICA BBSより LSPV(ロードセンシングプロポーショニングバルブ)関連の話題


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