三菱自動車 デリカスペースギア チャレンジャー 燃料噴射ポンプ リコール 4M40

MITSUBISHI MOTORS Delica Space Gear Challenger Fuel injection pump Recall 4M40



【2003/07/1 発表 リコールの内容】

デリカ(スペースギア)、チャレンジャーの原動機のリコール実施について

「燃料噴射ポンプにおいて、噴射時期調整工程の際、低温始動時進角装置の進角制御レバーに亀裂を生じさせたものがあり、そのままの状態で使用を続けると、進角制御レバーが折損し、スロットルが開いてエンジン回転が上昇するおそれがある。」
対象 1994年5月から97年3月に製造された 計7889台

http://www.mitsubishi-motors.co.jp/NEWS/recall/h150701/10960.html
http://recall.mitsubishi-motors.co.jp/Recall/displayselect.do?orderno=10960

ん〜 上記の説明では良くわからない。
問題の部分は金属曲げ加工の部分の様ですが、調整工程で亀裂が入るようなものなのでしょうか。
あるとするなら、どんな調整しているのだろう。

2003/07/05 BBSに情報が寄せられましたので転載します。

「リコールの対象のくるまですが基本的には平成8年10月 1日〜平成9年3月15日のようです。
それ以外の対象車はその時期に製造されたエンジンにクレーム等で乗せ替えして遅角制御
レバーの不具合のブラケットが付いてしまっているとの事です。」

2003/08/03 

また 連番の番号も実際は、不良品パーツが混在している様で、かなりとび番になっていそうな感じです。
 → [デリカBBSのログ参照]

スペースギア チャレンジャー リコール部分の画像 リコール前 旧タイプ

 リコール対作品 部品構成も変更になっている。


このリコールは、
平成12年4月20日 
北海道で発生したスペースギアのアクセルレバーが勝手に開き、大型車両と衝突した事故
 (後に訴訟/裁判) も同一症状であろう。
下記は 当サイトの DELICA不定期日記に4月に書いた内容を転載したもの。



  -上記URLより一部引用 -

事故態様  
原告Cは,函館方面から札幌方面へ向けて本件車両を運行し,先行車2台を追い越すために加速し,対向車線に出て追越しを行ったところ,本件車両のアクセルレバーが全開状態となる等の異常が発生した。
その後,本件車両は,安定性を失いながら減速し,最終的には進行方向と逆向きの形になったところで,折から対向してきた大型車両と衝突するに至った。

製造物の欠陥
 本件事故当時,本件車両の噴射ポンプ(エンジンのシリンダー内の燃焼室に燃料を噴射するためのもの。)のワックスレバー部分が,追越しの際に破断するなど,当該部品が通常有する安全性を欠いていた。
ワックスレバーの破断により,燃焼室への燃料噴射量を制御するアクセルレバーがほぼ全開状態となり,エンジンの回転が高回転になるに至った。

  - 引用終わり -

稀な故障をリコール扱いとするかどうかは企業の姿勢次第、3年経って今頃リコールとは・・

事故が発生し、国土交通省に指示され、よくよく調べるとさらに結構同症状が出ている。>リコールにしたのだろうな 事故がなければリコールにもならないのだろうな、と思う様になってしまった自分が悲しい。

 


- 参考 -

関連ニュース記事 Yahoo!JapanNews 社会 より 引用

突然の暴走事故でリコール 三菱自工のデリカ

 三菱自動車工業の「デリカ」が2000年、エンジンの回転数が突然上がって暴走、物損事故を起こしていたことが1日、同社から国土交通省への届けで分かった。三菱自工は、デリカを含む乗用車とステーションワゴンの計4車種で欠陥が見つかったとして国交省にリコール(無料の回収・修理)を届けた。
 国交省によると、デリカはエンジンの燃料噴射ポンプに欠陥があり、アクセルを踏んでいないのにエンジンの回転数が上がる恐れがある。国交省は既に三菱自工に原因調査を指示していた。
 リコールの対象車と生産期間、台数は▽デリカ 1994年5月−97年3月、6054台▽チャレンジャー 96年10月−97年3月、1835台 チャレンジャーもデリカと同様の欠陥が見つかった。(共同通信)

関連ニュース記事 SankeiWeb より 引用

突然の暴走事故でリコール 三菱自工のデリカ

 三菱自動車工業の「デリカ」が2000年、エンジンの回転数が突然上がって暴走、物損事故を起こしていたことが1日、同社から国土交通省への届けで分かった。三菱自工は、デリカを含む乗用車とステーションワゴンの計4車種で欠陥が見つかったとして国交省にリコール(無料の回収・修理)を届けた。
 国交省によると、北海道で2000年4月、走行中のデリカがアクセルを緩めてもエンジンの回転数が落ちず、ギアをチェンジして減速しようとしたが制御不能となり、対向車と衝突した。
 その後も利用者から故障しているとの苦情が約10件あり、国交省が三菱自工に調査を指示。エンジンの燃料噴射ポンプに欠陥があり、アクセルを踏んでいないのにエンジンの回転数が上がる恐れがあることが分かった。「チャレンジャー」にも同様の欠陥が見つかった。



このリコールとは別件だが、同じ4M40エンジンに搭載された燃料噴射ポンプの傾向的とも思える不具合に関してのアンケート燃料噴射ポンプ不良アンケートの回答も既に170通を越えた。
一個人のWebページのアンケートだけでこれだけの数が集まると言う事は、実態はかなりの数の不具合が発生していると容易に推測出切る。 この冬も年式/走行距離的に考えると、おそらくかなりの数が出るのではなかろうか・・ 

事故が おきてからでは遅すぎる  おきる前に早く手を打たないと・・・・



2004年07月23日 追記

結局この最初のリコールから約1年後 パジェロ、チャレンジャー、スペースギア(ディーゼル車)の同時期製作車は全てリコールとなった。


 2004年7月22日 発表リコール 2003/07のリコールと同一個所(ワックスチョークのレバー)

「低温始動時進角装置の進角制御レバーの衝撃に対する強度余裕が十分でないため、燃料噴射ポンプの噴射時期調整の整備作業時、 誤って当該レバーに衝撃を与えると、亀裂が発生することがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、当該レバーが折損し、 燃料噴射量が増大してエンジン回転が上昇するおそれがあります。」

13型式 3車種,製作期間の全体の範囲.平成5年7月2日〜平成9年7月21日 計141,818台

私は素人なので良くわかりませんが、噴射ポンプの調整であの板金に亀裂が入るようなものなのでしょうか・・・
また、これは裏を返せば燃料噴射ポンプの交換整備作業は結構行われているという事でしょう。

北海道での暴走事故から3年後にようやく昨年リコール、それも一部だけ計7889台
前代未聞のリコール隠匿、過失致死容疑で役員等の逮捕、ヤミ改修、大量リコール隠し・・
1年後 全てを対象とした同一個所のリコールは 計141,818台
これではユーザーのメーカー不信は益々つのるばかりです。

 [参考] 今回のリコールに関する当BBS該当チェーン

履歴
2003年07月01日 Page作成 MORIMORI
2003年07月05日
2003年08月03日
2004年07月23日 該当車両を大幅に広げた同一個所のリコールの件を追記
 

 2003/07/01届出 4M40 デリカ スペースギア リコールに思う事。

リコール関連リンク
デリカスペースギア、デリカD5リコール・改善対策・サービスキャンペーン一覧
2003/01/9 デリカスペースギア クランクシャフトプーリー リコール に思う事。
2003/01/9 動力伝達装置リコール 前期型MT(マニュアルトランスミッション)車リコール


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